GUIDE
習慣化のコツ
正直に言うと、「毎日ちゃんと見返す」というのは、口で言うほど簡単ではありません。どんなに良い教材でも、開かなければただのデータでしかありませんし、「よし、今日から毎日見よう」と決意した日の熱量は、だいたい3日で消えてしまいます。これは意志が弱いというより、人間の脳がそもそも新しい習慣を後回しにするようにできているからだと思います。
だったら、「思い出して開く」のではなく、「勝手に開かれる」仕組みを作ってしまいましょう。スマホには、決まった時間になったら自動でアプリやWebサイトを開いてくれる機能がすでに入っています。これを使って、このPointnoteを1日1回、強制的に目の前に表示させてしまおう、というのがこのページの提案です。ここに載っているPointは短くまとまっているので、開くたびに全部読み込む必要はなく、暗記カードをパラパラめくる感覚で、目に入ったところだけサッと確認するだけでも十分効果があります。
iPhone標準の「ショートカット」アプリには、「個人用オートメーション」という、決まった条件になったら自動で何かを実行してくれる機能があります。これを使うと、「最寄駅に着いたら自動で開く」とか「毎日20時になったらこのサイトを開く」ということができます。
最寄駅に着いたら自動で開く(個人的に一番おすすめです)
時刻指定だと、電車が遅れたり予定が変わったりで微妙にタイミングがズレることがあります。それより確実なのが「場所」をトリガーにする方法です。「最寄駅の改札を出たら必ず開く」ようにしておくと、通学のたびに強制的にPointnoteが目に入るようになります。
- 「ショートカット」アプリのオートメーションタブから、個人用オートメーションを作成を選びます。
- 一覧から到着を選びます(「旅行」というカテゴリの中にあります)。
- 場所をタップし、マップ上で最寄駅を検索して指定します。検知範囲(半径)も調整できるので、駅の規模に合わせて100m〜数百m程度にしておくとよいでしょう。
- 「次へ」→アクションを追加→検索欄にURLを開くと入力して選び、このサイトのURLを貼り付けます。
- 「実行時に通知」をオフにし、「すぐに実行」をオンにしておくと、駅に着いた瞬間に確認なしでパッと開きます。
この方法を使うには、設定アプリの「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」→「ショートカット」を常にに変更しておく必要があります(オートメーションの設定画面から案内が出ることが多いです)。
休日は電車に乗らない、という人は、オートメーションの詳細画面から曜日や時間帯の条件を追加しておくと、平日の通学時間帯だけ発動するように絞り込めます。
毎日・決まった曜日の決まった時刻に自動で開く
- 「ショートカット」アプリを開き、下のタブからオートメーションを選びます。
- 右上の+をタップし、個人用オートメーションを作成を選びます。
- 一覧から時刻を選び、開きたい時刻(例: 20:00)を設定します。繰り返しは「毎日」「平日のみ」「特定の曜日」などから選べます。
- 「次へ」をタップし、アクションを追加から検索欄にURLを開くと入力して選びます。
- URLの欄に、このサイトのアドレスを貼り付けます(苦手な科目のページや、章のトップページを指定してもOKです)。
- 最後に「次へ」→「完了」。この時点では実行前に確認の通知が出る設定になっているので、通知なしで自動的に開かせたい場合は、オートメーションの詳細画面で実行時に通知をオフにします(「すぐに実行」という項目がオンになっていることを確認してください)。
「20時に数学、21時に英語」のように、科目ごとに時刻をずらして複数登録しておくのもおすすめです。
Siriに話しかけて開く
時刻や場所の自動発動とは別に、「Siriに一言話しかけたら開く」という使い方もできます。移動中や自習中に、自分の声で呼び出したいときに便利です。
- 「ショートカット」アプリで新規ショートカットを作成し、アクションを追加からURLを開くを選び、このサイトのURLを設定します。
- ショートカットの詳細設定からSiriに追加を選び、呼び出したいフレーズ(例:「数学ノート」)を録音します。
- あとは「Hey Siri、数学ノート」と話しかけるだけで、このサイトが開きます。
自動発動と組み合わせて、「普段はオートメーションにお任せ、思い立ったときはSiriで呼び出す」という二段構えにするのもおすすめです。
Androidにも似たような自動化の仕組みがありますが、標準機能だけだと「決まった時刻にWebサイトを自動で開く」まではやや弱いのが正直なところです。確実にやりたいなら、無料の自動化アプリを1つ入れるのがおすすめです。
Google アシスタントの「ルーティン」を使う方法です。Google アシスタントアプリの設定から「ルーティン」→「新しいルーティンを作成」で、時刻や音声コマンドをきっかけにアクションを実行できます。ただし機種によっては「アプリを直接開く」動作が不安定だったり、画面ロック中はうまく動かないことがあるので、まずはお試し感覚で使ってみてください。
MacroDroid(Google Playで無料インストール可能)を使う方法です。「トリガー(きっかけ)」と「アクション(動作)」を組み合わせるだけのシンプルなUIで、次のように設定すればOKです。
MacroDroidでの設定手順
- MacroDroidを開き、マクロを追加します。
- トリガーで日時(または位置情報系のトリガー)を選び、開きたい時刻や場所を指定します。
- アクションでアプリ→URLを開く(ブラウザで開く)系の項目を選び、このサイトのURLを入力します。
- 保存して有効化します。
Android端末は省電力機能でバックグラウンドのアプリを止めてしまうことが多いので、設定アプリの「電池」→「バッテリー最適化」でMacroDroidを対象外にしておくと動作が安定します。
Taskerという有料アプリもあり、MacroDroidよりさらに細かい条件設定ができます。ただしUIがやや複雑なので、自動化アプリを触るのが初めてならMacroDroidから試すのがよいでしょう。
一度設定してしまえば、あとは勝手にサイトが開くのを待つだけです。開いたら全部真剣に読み込む必要はなく、暗記カードのようにパラパラ見て「あ、これ覚えてるな」「これちょっと怪しいな」を確認するだけで十分です。むしろ、そのくらい軽い気持ちで何度も繰り返しアクセスするほうが、記憶の定着には効果的だったりします。1日に何度も開いて構わないので、ぜひ気軽に使い倒してください。
開くURLは、必ずしもトップページである必要はありません。模試や定期テストの前だけ苦手リストのページを指定するように設定し直せば、直前期は苦手なPointだけを毎回強制的に見返す、という使い方もできます。普段は科目のトップページ、テスト前だけ苦手リスト、というように使い分けてみるのもおすすめです。